コンサート・舞台製作を支える仕事

コンサート・舞台製作を支える主な職業

最高のステージをつくり出し、オーディエンスに夢と感動をあたえる

コンサートツアーを回る1つの“チーム”

分野について

 コンサートツアーには準備段階から多くのスタッフが関わり、当日のステージを迎えて終演後に次の会場へ移動をします。ステージでの演奏時間は2時間あまりでも、コンサートを支えるスタッフは朝からそれぞれの担当の仕事を黙々と行い、準備を整えてリハーサルを開始します。さらに終演後も撤収作業がありますので、コンサートスタッフは拘束時間の長い、力仕事もある過酷な現場を連日こなす仕事です。

●スタッフの手による「確実な仕事」
 ここで紹介するイベンター、舞台監督、音響、照明、美術、楽器担当のコンサートスタッフは、日ごろ観客の目にはあまり触れませんが、彼らをはじめコンサートを支えるすべてのスタッフの職人技ともいえる確実な仕事の上に、楽しいコンサートが毎日無事に成立していることを、ぜひ知ってもらいたいと思います。

●国民4,700万人以上がコンサートに行く時代 全国でますます活況に
 日本ではこの10年でコンサートに足を運ぶ人の数が2倍以上になりました。かつては「コンサートは若い人のもの」と言われていましたが、現在では昭和に活躍したアイドル歌手がコンサートを精力的に行い、そこには当時応援していたシルバー世代の人たちも多く足を運んで活況をみせています。
 日本におけるコンサートは、今ではより身近なレジャーに発展しています。コンサートの売上高は地域の格差なく全国的に伸びており、この傾向は今後も続くことでしょう。

お役立ちDATA
初任給例イベンター:20万円前後
活躍の場□クラブ □ライブハウス □コンサートツアー etc.
関連資格●イベント検定 ●舞台機構調整技能検定【国】 ●映像音響処理技術者資格認定試験 etc.

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