音楽を創る主な職業
常に時代の最先端をいく音楽を創り出す
0から1を生み出すセンスを磨く
近年ではパソコンを使った音楽づくりが行われていて、DTM(Desk Top Music)やDAW(Digital Audio Workstation)に関連するソフトが多く使用されています。それらを使用してドラム、ベース、シンセサイザーのパートを打ちこみによって作成して仮歌を入れ、できあがった音源が作詞家やアレンジャーに渡されます。このように1つの音楽を創り上げるには多くの人たちが参加して、曲の編集やCDへの録音を行っています。
かつては作詞家、作曲家といった専任の作家が多く、歌手のイメージに合わせた楽曲制作を行っていました。現在は自ら作詞・作曲を行い歌うシンガーソングライターが主流になりましたので、楽曲提供にとどまらず、作曲家が総合的にサウンドプロデュースを行ったり、作詞家もコピーライターや構成作家、小説執筆など、その活動の幅を広げています。さらにシンガーソングライターが他の歌手へ楽曲提供を行うこともありますので、音楽ジャンルの区別なく、職業としての線引きがあいまいになる傾向にあります。
また、ゲームやパチンコなど新しいコンテンツの音楽を制作するクリエイター職も注目されています。
現在は音楽作成ソフトも充実し、パソコン上で誰でも音楽を作り、動画サイトにアップすることができるようになりましたので、敷居は低くなったといえるでしょう。その反面、プロとしての活躍を目指すのであれば、人とは違ったセンスで耳に留まるような音楽を創る高い独自性が重要になってきます。
お役立ちDATA
初任給例 | 活躍により異なる |
活躍の場 | □レコード会社 □音楽プロダクション □原盤制作会社 □レコーディングスタジオ etc. |
関連資格 | ●MIDI検定 ●サウンドレコーディング技術認定試験 etc. |