スポーツを支える主な職業
東京オリンピック・パラリンピックに向けて高まるスポーツ人気
業界の現状と展望~地域と密着したスポーツチームが成功のカギ~
●現状
プロスポーツは、幅広い年齢層に「見るスポーツ」として親しまれ、スポーツ全体の振興に役立っています。サッカーのJ1リーグでは2017年の年間入場者数が約28万人増加。プロ野球においても、約15万人増えています。一方、実業団のチームにおいては、休部や廃部が近年目立ってきています。
●展望
実業団チームの減少に対して、クラブチームの数が増加しています。近年の傾向として、スポーツの主体が「企業」から「地域」に移っていることの現れでしょう。サッカーのJリーグは発足当初から地域主体の運営を押し出しています。スポーツ興行団体は今後、地域との結びつきをより強く意識する必要があるでしょう。
●今後も増えるプロチーム 成功のカギは?
たとえば、バスケットのプロリーグ「Bリーグ」では、各地元で地元ファンを確実に増やし、観客動員数は発足した2016-17シーズンが214万人、そして2017-18は240万人と約12%増加し、テレビ等マスコミで大きく扱われるようになりました。
今後、ますますいろいろなスポーツでプロ化が進んでいくことが予想されます。プロスポーツチームを運営するうえで、ビジネスとして成功し、いかに利益を得ていくかがこれまで以上に求められています。そのためにも、イベントプロデュース、チケット企画、スポンサー営業、システム開発などの能力が求められています。
お役立ちDATA
活躍の場 | □スポーツ競技団体 □運営主体 □競技場 □スポーツ用品 etc |
関連職種 | スポーツビジネススタッフ、審判員、スポーツ用品販売員、レクリエーションコーディネーター |
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