移動需要の減退、国内線から回復傾向に
<国際航空旅客数> 141万人
<国内航空旅客数> 4,392万人
(令和3年 航空輸送統計速報より)
<全日本空輸(株)> 15,078名(2021.4月現在)
<日本航空(株)> 13,787名(2021.3月現在)
(各社HPより)
新型コロナウイルス感染拡大の多大な影響を受けているエアライン業界。国際線は2021年6月末現在、海外渡航制限等が続いているため回復に時間がかかる見込みです。一方国内線についても緊急事態宣言の発令による影響を強く受けていますが、定期的な消毒、人との接触を避けるため自動チェックイン機の利用など、旅行客の不安解消に取り組んでいます。
供給増加によりホテル不足は解消
<旅館業> 89,159施設(前年度比+176軒)
<旅館・ホテル> 50,703施設(前年度比-301軒)
(令和2年度衛生行政報告例生活衛生関係 厚生労働省)
<日本人宿泊者数>
2,341万人(2022年2月)(前年同月比+34.4%)
<外国人宿泊者数>
23万人(2022年2月)(前年同月比+10.9%)
(観光庁 宿泊旅行統計調査)
東京オリンピック時のホテル開業ラッシュでホテル不足は解消されましたが、新型コロナウイルスの影響により、宿泊者数は激減しています。特に外国人宿泊者数の減少が顕著で、外国人をターゲットとした観光地のホテル・旅館などでは大きな被害が出ています。一方で日本人向けのビジネスホテルでは落ち込みが軽微であり、国内旅行や出張での需要回復を見込んで、日本人向けのサービスに力を入れ、国内宿泊者の増加が今後期待されています。
婚姻件数は減少傾向だが業績は堅調に推移
結婚式場・手配ランキング
1位 ツカダ・グローバルHD 271億円
2位 テイクアンドギヴ・ニーズ 200億円
3位 ワタベウェディング 196億円
4位 エスクリ 129億円
5位 アイ・ケイ・ケイ 87億円
(2020〜2021年 業界動向)
ブライダル業界の市場規模の縮小は続いており、厚生労働省によると2020年の国内の婚姻件数は、52.6万組で前年の59.9万組より7.3万組減少しました。新型コロナウイルスの感染拡大から、結婚式の延期や中止が相次ぐ一方で、オンラインでの開催など新しい結婚式のスタイルが注目されています。これまでの結婚式のスタイルに加え、新たな生活様式に合わせた形式を取り入れることで、今後の盛り返しが期待されます。(令和2年(2020)人口動態統計(確定数):令和3年9月)
公務員の人数 合計約3,331,000人
<国家公務員>約 588,000人
(令和3年人事院と総務省の統計資料より)
<地方公務員>約 2,743,000人
(平成31年総務省の統計資料より)
<国家公務員>
高卒程度:皇宮護衛官・刑務官・入国警備官・税務職員・航空保安大学生・海上保安大学生・海上保安学生・気象大学校など
<地方公務員>
都道府県庁や市役所、町村役場、地方の警察庁・消防署職員、地方自治体が運営する保育園や福祉施設、図書館・博物館・美術館、県立病院、公立小中高校など
昨年度(2021年度)の一般職(高卒者)の申込者数は12,970人で、倍率は4.1倍。一般職は最も人気の高い職種です。一般職の採用者数は1,314名で、うち女性は453名。主な採用者数の多い順は、国土交通省(451人)、厚生労働省(181人)、税関(113人)、出入国在留管理庁と法務省(93人)、検察庁(92人)などです。
A.海外から日本への旅行
最近ニュース番組などで、インバウンド(Inbound)という言葉をよく耳にするのではないでしょうか。もともとの英語では「本国行きの」「帰航の」などの意味で使われていますが、近年、旅行関連の事柄において、海外から日本への旅行のことをインバウンドと呼ぶことが増えています。反対に、日本から海外への旅行のことは、アウトバウンドと呼ばれています。
A.約7000言語
世界にどれくらい言語があるか、想像したことがあるでしょうか? 日本が承認している世界の国の数が196か国ですから、200くらいと考えた人も多いかもしれません。世界の言語の百科事典といわれるEthnologueによると、世界では約7,000もの言語が使われているとされています。
A.すぐに払い戻しができるシステム
最近ニュースなどで航空会社がオートリファンド停止という言葉を聞きます。これはGDSという世界中の航空会社やホテルなどの予約・発券ができるコンピュータシステム上での払い戻し処理のことです。これで処理すれば、旅行会社が簡単かつ短期で払い戻しが受けられます。
観光業界は新型コロナウイルスの影響により、非常に厳しい状況にあります。しかし、長期的に見れば有望な業界のため挑戦する価値はあるでしょう。
初任給について下の表で比べると、一般的に4年制大卒者は短大・専門卒者や高卒者よりも給与が高くなる傾向にあります。しかし、近年では学歴や年齢ではなく、個人の素質や実践力を持った人材がより強く求められるようになってきています。頑張り次第では、将来的に収入面で逆転する可能性も十分にあります。就職後は、学歴を問わず、学んできた技術や知識をどう活かすかが問われていくでしょう。
●厚生労働省「賃金構造基本統計調査(初任給)」(令和元年)
全体平均 | 男性平均 | 女性平均 | |
---|---|---|---|
高等学校卒(産業総計) | 167,400円 | 168,900円 | 164,600円 |
短大・高専卒(産業総計) | 183,900円 | 184,700円 | 183,400円 |
宿泊業・飲食サービス業 | 176,500円 | 176,000円 | 176,700円 |
大学卒(産業総計) | 210,200円 | 212,800円 | 206,900円 |
宿泊業・飲食サービス業 | 200,800円 | 203,700円 | 199,000円 |