仕事の内容を教えてください。
安全で正確、そして乗り心地やサービスも充実させて最高の技術で目的地まで。
お客さまの笑顔と安全のための仕事です。
この職業を目指したきっかけを教えてください。
最初は公務員になることも考えていました。人のためになる仕事、世の中のためになる仕事をしたいと考えていたからです。就職活動の時期を迎えてさまざまな業界を研究した時に、「鉄道会社」はそんな私の希望にぴったりだと思ったのが志望のきっかけです。鉄道は私たちの暮らしに欠かせないインフラです。それを担う仕事はとてもやりがいがあると思えました。
やるからには花形である電車運転士をめざそうと思いました。生まれ育ったのが小田急沿線なので、志望したのは小田急電鉄だけです。電車運転士となることができ、念願だったロマンスカーの選抜試験にも合格し、とても充実した毎日を送っています。
どんなところにやりがいを感じますか?
沿線で小さいお子さんが手を振ってくれたり、ロマンスカーの乗務前にお迎えするお客さまの笑顔に触れたりするたびに、この仕事の誇りとやりがいをいつも感じています。
一編成の電車には3,000人近くのお客さまが乗っています。例えば新宿駅では改札に向かうお客さまの姿でその数の多さを実感できますが、毎日これほど多くの方々の安全を担っている仕事なんだと気が引き締まる思いをしています。
女性も男性と対等に評価してもらえる点もやりがいです。
今後の目標を教えてください。
電車運転士になって6年目を迎え、ロマンスカーの運転士にもなることもできました。次の目標は後進を育成する指導操縦者になることです。そのためにはさらに運転技術を向上させたり、若手に対する接し方を身につけたりといった経験を積むことが大切です。女性ならではの感性を活かしながら、私らしい仕事をして成長していきたいと思っています。