ファッションのスペシャリストに聞きました

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よしざわ ひな▶東京都出身。高校卒業後、戸板女子短期大学へ進学。卒業後2017年に株式会社ワールドストアパートナーズへ就職。ワールドの代表ブランドである「INDIVI(インディヴィ)」に配属される。以降ドレッサー(販売員)として勤務し4年目を迎えた。

大切にしているのは「お客さまに寄り添う接客」
提案した商品でお客さまに喜んで頂きたい

ファッションが好きな気持ちから服飾系の短期大学へ

 物心ついた時から洋服が大好きな子どもでした。母も服飾関係の学校出身だったので、その影響も大きかったかもしれません。母とお買い物によく行きましたし、高校生の頃はファッション雑誌が大好きで、気に入ったコーディネートをスクラップしていました。進路を選択する頃には自然とアパレル業界を目指すようになり、服飾系の学科を持つ短期大学に進学しました。短期大学を選んだのは、早く実際に働きたいという思いが強かったのと、ファッションだけでなく一般教養なども学びたいと思ったからです。在学中にアパレル販売のアルバイトも経験したことも、販売職へ就職する決め手となりました。

尊敬できる先輩たちからたくさんのことを吸収できる環境

 入社後配属された「INDIVI(インディヴィ)」で販売を担当して4年目になります。働く女性をターゲットにしていて、就職するまであまり馴染みのなかった少し大人っぽいブランドです。スーツの取り扱いがあるのですが、初めは専門知識が少なく、お客さまへの応対も不安ばかりでした。どう勉強したら良いのか、悩んだ時は先輩に相談し、アドバイス通り実践するうちに、スムーズに応対出来るようになりました。ひとつひとつの経験が自信になっていくと実感しましたね。先輩たちは、それぞれタイプは違うのですが尊敬できる人ばかりで、接客や販売のスキルはもちろん、お客さまとの信頼関係を築いているところなど、学ぶべきことがたくさんあります。そんな先輩たちとともに、店長が私たちを「ベストメンバー」と呼んでくれるのがとても嬉しいです。

接客で大切にしているのはお客さまに寄り添うこと

 昨年は設定した売上の目標に向けて努力していたのですが、今年は売上だけでなく自分が出来る仕事の幅も広げていきたいと思っています。私が接客をするうえで大切にしているのは「お客さまに寄り添う接客」です。マニュアル通りの言葉ではなく、お客さまに関心を持って、本当に好きなものや、ご来店された本当の目的に目を向けるようにしています。そうすると、お客さまが本当に何を求めているかが見えてきます。色々なお話をするなかで、ご来店当初目的とされていた商品より、もっとご希望に沿った商品を提案でき、喜んで頂けるととてもやりがいを感じます。

今後も販売を続けていきたい

 ゆくゆくはファッション業界のさまざまな職種にもチャレンジしていきたい気持ちもありますが、今はまず販売の仕事を極めていく予定です。
 職場の仲間にもお客さまにも恵まれているので、このお店でドレッサーとしてがんばりたいと思っています。

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ファッション業界をめざす高校生へのメッセージ

「好きなことに素直に、楽しく過ごしてください!」
私自身、高校時代は部活に打ち込んだり友達と遊んだり、楽しく過ごしたので後悔はありません! 皆さんも、好きだと思う気持ちを大切にして、好きな事をして楽しく過ごしてください。あとは、外国人のお客さまが多いので、英語力をつけておくと販売の仕事に役立つと思いますよ。

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