本物の家創りを経験できたことが私の財産。
全国でも珍しい超実践授業【家創りプロジェクト】、他学には無い環境でとっても中身の濃い、建築100%の4年間を過ごしています!
私の在籍する建築設計工学科の一番の魅力は、実際の【家創り】を学べる超実践授業です。一級建築士の先生から直接指導を受け、実務的な設計ノウハウを学んでいます。建築の完成までをリアルに体験できる、仕事に直結する学びです。
私たちは約1年半かけてプランから実施設計、工事監理をおこない、「街道沿いの家」がついに完成しました!建築の面白さがより分かってきた、確かな手応えを感じています。
歴史的な建築物や古い街並みが好き!そうか、私が学びたいのは建築だ!
高校では日本史や世界史の授業が好きでした。特に、世界遺産などの歴史的な建築物や古い街並みを、本やテレビ、ネットで見るのが好きで、やがて「建築を学んでみたい」と思うようになりました。
そうは言っても、文系の私でも建築ができるかという不安はありました。でもフェリカで建築を0から段階的に学んだおかげで、実践で使える知識を手に入れる事ができました。
図面上だけではつかめなかったイメージも、現場を実際に見ることでより明快に。
家創りプロジェクトのチームミーティングでは、仕事本番と同様にきびしい意見も飛び交います。工事に入ってからは、施工業者さんとの連携のむずかしさ、設計者側の意図を分かってもらうための図面を描くことの大切さを痛感したりもしました。
設計の楽しさはもちろんですが、日々変化していく現場に行くのがとにかく楽しかったです。初めて目にすることが多く、職人さんから教えてもらえることもあって、新しい知識が増えていく実感がありました。図面上だけではつかめなかったイメージや、授業で習ったことも、実際の建物を見て触れることであらためてしっかり理解できました。
家創りを経験して分かったことは、住む人のことを考えて細部まで行き届いた設計をすることの大切さです。そうやって考えて線を引いた図面が、実際に立体空間となって自分の目で見ることができた時の感動は、言い尽くせません!
まずは卒業後の二級建築士一発合格!
卒業したらすぐ二級建築士を取る予定です。今は合格に向けて学科と実技の対策授業を受講するほか、自分でも勉強を工夫して、記憶に残りやすいと言われている青ペンを使ったり、音読をしたりして過去問を制覇しています!
古い建物を生き返らせるリノベーションの仕事につきたい
卒業後は一級建築士の資格を取って、古い建物を生き返らせるリノベーションの仕事につきたいです。新しいものも良いですが、古いものを大切にするのって、素敵だと思うんです。
そして将来、10年後の私は結婚して子育てをしながら働いている予定です(笑)とにかく、その時の自分が一番やりたい仕事をしていてほしいです。建築業界にはずっといると思います!