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スマートスピーカーで進む家庭のIoT化

IT・ソフトウェア・ネットワーク

 スマートスピーカーとは、音声認識システムを搭載した家庭用AIアシスタントのこと。利用者が発する言葉を理解して様々な動作を行うことができます。そして、2017年は日本におけるスマートスピーカー元年とも言われました。
  Amazonが「Amazon Echo」、Googleが「Google Home」の発売を開始。LINEも2017年10月に「Clova WAVE」の発売を開始し、一気に普及が進んでいます。
 スマートフォンに搭載されているAIアシスタントが行っていた音楽再生やインターネットの検索に加えて、スマートスピーカーでは、対応の照明器具や家電のコントロールなどが可能になります。したがって、さらなる普及にはAIアシスタント側の発展、つまりシステムの開発だけでなく、スマートスピーカー対応の家具・家電を増やして家のIoT化をより進めていくことが必要となります。
 そこで、家電各社からはスマートスピーカー対応の機種が次々と発表され、様々なシーンで家庭のIoT化が実践されています。
 例えば、部屋の明かりを要望に応じて変化させられる「スマートライト」や、声を掛けるだけで鍵の開け締めができる「スマートロック」などがあり、また、掃除機やエアコンのような家電もスマートスピーカーへの対応が進められています。

2019年7月20日更新

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