アーティストの信頼に応える製造技術を磨く
どんな仕事?
楽器製作のすべてに携わる
「クラフトマン」とは楽器をつくる職人という意味です。デザインから設計、素材選定、加工、塗装、研摩、組立て、調整というすべての工程にこだわり、ひとつの楽器を作り上げていきます。楽器の種類によって求められる技術が異なりますが、精度が求められるデリケートな作業が多く、職人技が音の決め手となります。カスタマイズ(改造)やリペア(修理)なども「クラフトマン」の仕事の一つです。
つくには?
専門学校などで技術を学ぶ
楽器製作者に弟子入りをするか、楽器の製作学校に通うかなどで技術を身に付ける方法があります。楽器製作や修理技術だけでなく、塗装技術、音響工学、構造学、工具や工作機械の使用方法などを短期間で効果的に学ぶには、楽器製作の専門学校に通うのが近道です。最近はギターの中古市場が活況で、リペア技術を持つ人の需要が高まっています。またアーティストのライブも増えていることから、専属のリペアマンを採用する音楽プロダクションもみられます。クラフトマンやリペアマンの重要性がクローズアップされています。
関連学科
アコースティックギター製作修理コース ギタークラフト&リペア科、 バイオリンクラフト&リペア科 など
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