ネットワーク関連の主な職業
スマホの普及でネットワーク、通信技術の進歩もめざましい
ネット上の取引やデータ共有などを活用したサービスが次々と誕生
現在はインターネットの発達によって、ネットショップなどのように、クレジットカードを利用しあらゆるものをネット上で購入し決済することができる時代です。インターネットを利用した取引のことをEC(Electric Commerce:電子商取引)といい、ここ数年間で順調な成長を続け、市場規模を拡大させています。ネットワークの整備が進む一方で、問題となっているのがセキュリティ対策です。近年、個人や企業が保管する情報の漏えい・搾取が目的の事件が急増しています。ネットワークに触れる機会が多くなった分、被害に合う確率も高まっているのも事実です。そのため、2017年度より「情報処理安全確保支援士試験」がスタートするなどセキュリティに対する関心が高まっています。
また現在では、これまで個人一人ひとりのパソコン上に保存やインストールをして利用していたデータやソフトも、ネットワーク上でつながっているサーバコンピュータにアクセスして利用する「クラウド」というサービス形態に変わりつつあります。この技術を用いることによって、例えば、学校などが授業に使用するソフトを、学生が学内にいなくてもアクセスし利用することも可能になります。複数の人がネットワークを通じて情報共有が簡単となる中、それらを利用したソフトウェアやウェブサービスを開発できる人材が求められます。
お役立ちDATA
初任給例 | 約16.5万円〜23.7万円 (参考資料:厚生労働省「平成29年度賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」) |
活躍の場 | □ネットワーク関連企業 □情報通信企業 □モバイル関連企業 etc. |
関連資格 | ●情報処理技術者試験 ●Linux技術者認定試験 ●CCNA ●オラクルマスター etc. |
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