臨床工学技士

病院での機械・コンピュータのスペシャリスト

どんな仕事?

医療機器の操作や保守・点検を行う

 病院で使用されるさまざまな医療機器の操作や保守・点検をするのが臨床工学技士です。実際に使用されている機器を点検し、安全に使用することで患者の命を守る重要な仕事で、チーム医療の一員として医師や看護師とともに医療現場を支えています。血液浄化装置、人工心肺装置、人工呼吸器などの医療機器は、使用の方法を誤ったり、止めてしまったりすると人の命を落としかねません。操作の一つひとつに命が掛かっているため、集中力と責任感をもって仕事にあたることが大切です。
 また、医療機器は時代とともに進化しているので、新たな機器についての勉強や情報収集も欠かせません。

つくには?

大学・専門学校に進学し国家資格を受験する

 臨床工学技士を養成する専門学校または4年制大学を卒業し、国家試験を合格後、病院などに就職しこの職業につくことができます。機械を扱うので、理系科目の勉強が非常に重要となります。

関連学科

臨床工学科/臨床工学技士科 など

関連記事

ページトップへ