ITコーディネータ

経営に結びつくIT投資を推進・支援

どんな仕事?

経営と情報技術両方の知識を総動員

 ITコーディネータは、経営者の立場に立って、経営とITの橋渡しをし、経営戦略と結びついたIT投資を推進・支援するプロフェッショナルです。ベンダーに関しては中立的な立場に立ち、IT投資が業務改善に決定的に役立つと確信した時にのみ、経営者に対してシステム構築を推進するように助言します。
 経営と情報技術の両分野の専門的な知識と実務経験が必要です。ハイレベルなスキルを維持する意欲や、幅広い視野をもち業界の動向から最新の経営理論までキャッチできる人が求められます。

つくには?

専門知識と実務経験を身につけてから活躍

 ITコーディネータの資格認定を受けるには、専門知識と実務経験があることが前提。これらを目指そうとする人は、企業のシステム部門や経営部門などに所属するか、経営コンサルティング会社やシステム開発会社、会計事務所などに就職して、働きながら知識と技能を身につけていくと良いでしょう(実務経験3〜10年以上は必要)。そのためには、大学・短大や専門学校で、情報工学、経営学、商学、コンピュータなどを勉強しなければなりません。
 ITコーディネータの資格は、ほかの資格と違い、資格認定後も毎年更新しなければならない、実践能力重視の制度です。

関連学科

経営情報学科/ITビジネス科

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