楽曲の魅力を引き出す“料理人”
どんな仕事?
同じ曲もアレンジ次第で大きく変わる
すでにあるメロディーに、コードやリズム、イントロや間奏などを付け、完成された楽曲にするのがアレンジャー(編曲家)です。作曲家がアレンジまでを手がける場合もありますが、どんな楽器を使い、各パートごとにどんな演奏をするのかを考えるのはアレンジャーの仕事となります。同じ曲でもアレンジによってさまざまな曲調に変わるため、高度な音楽知識と感性が要求されます。
つくには?
高度で幅広い音楽知識が必要
基本的条件としては、音楽理論に精通していること、幅広い分野の音楽を聴いていること、コード楽器(ピアノ、ギター、キーボードなど)が弾けることなどがあげられます。さらに、曲を聴いてすぐに各セクションの特徴をとらえ、すばやく分析できる耳をもつことも必要です。かなり高度な音楽知識を必要とする仕事なので、楽譜を書く能力は不可欠です。音楽大学や専門学校などで勉強するのもひとつの方法です。
関連学科
サウンドクリエイター科、ミュージックアーティスト科 など
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