演じることは幅広く、奥深い
どんな仕事?
監督が求める人物像を作り上げる
俳優とは、監督や演出家、プロデューサーや共演者と話し合い、与えられた脚本を読み込んで自分の「役」を作り上げ、それを演じる仕事です。出演する媒体によってテレビドラマ俳優、舞台俳優、映画俳優、ミュージカル俳優、あるいは喜劇俳優やアクション俳優などいくつかの種類にカテゴライズできますが、それらのどれか一つにこだわり続ける人もいれば、複数のジャンルにわたって俳優活動をする人も多くいます。また、中にはタレントや声優、歌手活動や文筆業など、俳優以外の分野で活躍する人もいます。
つくには?
基礎力を養い、チャンスをのがさない!
まずはどのような俳優をめざすのかをしっかり決めることです。そのうえで道のりを選ぶ必要がありますが、デビューまでの道筋は主に①大学や専門学校など養成機関の演劇科で学ぶ/②劇団やプロダクションの養成所に入る/③オーディションに合格する、という3つの選択肢があります。
現実的には、専門学校や養成所で基礎をみっちりと修得し、まずは劇団やプロダクションに所属することをめざしましょう。そして、映画やテレビドラマのオーディションを受け、チャンスをつかむことです。まだ駆け出しの頃は、テレビドラマや映画のエキストラとして出演することもあります。
適性は?
不屈の精神力と体力の持ち主
俳優業は華やかなイメージですが、実情はかなり厳しい世界です。大役を得て人気を獲得するには、才能だけではなく、運も大きく左右します。そのチャンスを得るまで、何度も挑戦し続ける不屈の精神力とハードなスケジュールもこなせる体力の持ち主が適しているでしょう。
関連学科
演劇学科/声優・俳優学科/パフォーマンス学科
持っていると有利な資格
・特になし