洋画には欠かせない職業
どんな仕事?
映画の字幕スーパーや吹替え用の原稿を日本語に翻訳することを仕事としていますが、字幕翻訳家と吹替翻訳家とでは仕事の内容が異なります。まず字幕翻訳の仕事は、ひとつの場面で、一度に表示できるせいぜい10〜20字で、2行以内という文字数制限におさまるよう訳文を作ります。一方、吹替えの翻訳は、登場人物の口の動きに合わせて、あまり不自然でない言葉を選ぶ必要があります。現在では英語以外の翻訳家も多く求められています。
つくには?
語学力や日本語の表現力が必要なことは言うまでもなく、映画の字幕ならではの手法やルールがあります。まずは映像翻訳の学校などでスキルを身につけた後に、翻訳制作会社や映画配給会社に就職するのが一般的です。
関連学科
英語通訳翻訳科/各種外国語系学科 など