理学療法士(PT)

リハビリサポーター。今後は出張も重要。

どんな仕事?

運動機能の回復をはかる

 医師の指示を受けて、身体に障がいを抱えている人に運動療法や電気、温熱、マッサージといった物理療法を中心にリハビリを行います。このほかにも、義肢・装具に適応するための訓練や福祉機器の使用訓練など、運動機能の回復をはかり、社会生活への復帰を促します。
 近年では障がいを持った人たちも安全で快適に暮らせるような住宅建設のための相談や指導を行うこともありますから、福祉住環境コーディネーターの資格も取得すると役立つでしょう。

つくには?

求人状況は良好

 文部科学大臣または都道府県知事指定の養成施設(大学・短大・専門学校など)で3年以上学習した後、国家試験に合格することで理学療法士の資格を取得できます。
 就職先としては、病院やリハビリテーションセンターが中心ですが、就業者の約20%は福祉施設で活躍しています。高齢者の増加に伴い、リハビリテーションへのニーズは高まっていますが、その割には有資格者が少ないため、求人状況は良好です。今後は出張も視野に入れた供給が求められます。

適性は?

リハビリ支援は力仕事のイメージがありますが、リハビリの対象となるのは子どもから高齢者までと幅広く、抱えている障がいもさまざまなので、細かいところまで気を配って相手を理解して、根気よく向きあう事が求められます。このほかにも、コミュケーション能力があること、とくに人の話を聞くことができるということも重要です。このようなことから、理学療法士の仕事は心の仕事という側面もあります。

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